植物と植木鉢

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 植木鉢には様々な種類があり色や材質・形状など拘って手にした物に植物を植え込む瞬間は、頭の中で思い描いたイメージとの答え合わせのような一面もある。どの様な鉢を選択するかは個人の好みにはなるが、おおよそ植物との相性には傾向がある。

 まず植物は緑、茶色を基調としていることが多く、このアースカラーは幅広い色との相性が良い。目にする植木鉢の多くはホワイト、ブラック、ブラウン系統が定番色にはなるが、この器を用途としてだけでなく鑑賞する目的も加えると、植物と調和し引き立たせる存在となる。

 白い鉢には感覚のフィルターは無く植物に目線が集中する印象があり、対照的に黒い鉢は植物に重厚感を持たせ洗練された印象を与える。そして、茶系の鉢は大地を連想させてより自然の景観に近い印象を与える。ある程度室内外等置き場所の基調色も重要だが、植物とのバランスに違和感が無ければ、植木鉢は空間に溶け込むだろう。

 次に、形状も植木鉢選びのポイントになる。丸みのあるもの、角ばっているもの、不定形なもの、また縦横の比率で深鉢、浅鉢、標準鉢と大まかに分けることが出来るが、見た目のバランスを意識するのであれば、高さに焦点を当てて植木鉢1に対して植物2〜3の比率が基準になってくる。しかし、これは樹木類など主に高さに意識が向く植物に対しての考え方なので、多肉植物など横の広がりにも意識が向く植物には別の視点から考える必要もある。

 材質については、各々特性があり見た目の印象も大きく左右するが、基本的には植物の生育環境に合ったものを選ぶ事が良い。                                    

  • 土製(素焼き、テラコッタ、陶器など) 排水、通気性が高く根腐れ対策に向いている。
  • プラスチック製 通気性に劣るが保温性が高い。
  • 木製 通気性が高く自然の雰囲気を演出できるが、経年劣化(腐食)を想定する必要がある。
  • その他(金属、ガラスなど) 透水性が低い素材は湿潤環境を作りやすく、特異な演出に向い      ている。

 締め括りに、植物との楽しみ方は様々で世の中には関連した物が溢れています。場合によっては器の引き立て役を植物が担う事もあると思います。正解だというスタイルがないからこそ、アイデア次第で如何様にも楽しめると思います。先ずはこのような植木鉢の選び方もあると植物がある暮らしの参考にして頂ければ幸いです。

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